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【労働者派遣業】SFAの導入後継続的な業務改善事例(株式会社九電ビジネスフロント)

2023.12

導入企業プロフィール

【事業内容】人材派遣事業、人材紹介事業、紹介予定派遣事業、教育研修事業、アウトソーシング事業、コンサルティング事業
【導入ツール】kintone、Garoon、セキュアアクセス、フォームブリッジ(プレミアムコース)
【導入部署】全社
【導入目的】業務の効率化、見える化、ペーパーレス
【導入時期】2016年
【ホームページ】https://www.qbfront.co.jp/

 

 

初期導入のきっかけ

案件情報管理や派遣スタッフの契約業務に関わる様々な問題の解決を目指していた

・商談記録・受注・成約・契約締結状況などを営業担当者の手帳のみに記載されていて、上長が把握できていなかった

・各種書類を台帳から探すために時間がかかっていた

・契約更改時期継続有無の事前確認が漏れがあった

【初期導入時の内容】SFA新規導入

<導入後>

・商談ステージが見える化され、適切な指示がタイムリーに出来るようになった

・各種情報検索が容易になった

・リマインド機能により対応の漏れがなくなった

・各種集計分析が容易になった

■アプリイメージ 

・担当案件の案件名、顧客名、基本情報、金額、受注確度

・参加した打合せ履歴の参加者、日時などの基本情報、内容、結論

・関係するトラブル記録の顧客名、日時などの基本情報、トラブル内容、対応内容

・受注申請実績

・成約申請実績

・契約申請実績

 

ステップアップのきっかけ

初期導入後5年が経ち、当初の問題は解決したものの、次に改善すべき課題が明確となり、その問題を解決するため、機能拡張を検討

・新規派遣登録者の仮登録の際、来社して派遣者の経歴等を紙に記入してもらっていたため回転率が悪かった

・またその紙に記載してもらっていた内容をシステムへ転記登録していた。記載内容に不明点(bと6・lと1の違いなど)があった場合、電話で確認しながら入力していたので登録に時間がかかったり、転記ミスが発生していた

・派遣スタッフから の「有給休暇・遅刻早退」「交通費」「個人情報変更届」申請は、紙に記入してもらったものを受領し基幹システムへ転記していた。転記時間だけの問題ではなく、記載ミスや転記ミスにより勤怠との差異が出ることもあり、毎月勤怠締めに時間がかかっていた

 

【ステップアップ】派遣スタッフの各種記入・申請用紙の電子化

<導入後(仮登録時)>

・Webから派遣登録者の経歴等入力画面を開発し、来社前に事前に入力してもらうよう業務フローを変更

・その内容は自動的にkintoneに反映され転記作業そのものがなくなり、来社前の事前確認と、来社時に本人への内容確認だけとなり、回転率が向上した

・Googleアナリティスクを連携させ、アクセス数や直帰率、離脱率、何をきっかけにサイトにたどり着いたのか等アクセス分析が可能となった

 

<導入後(本登録時)>

・派遣スタッフの「有給休暇・遅刻早退」「通勤手当」「個人情報変更届」はタイムリーに都度電子で申請されるためリアルタイムに把握できるようになった

・kintoneからcsvデータを抽出して給与システムへ連携できるようになったため、勤怠締めまでの時間が短縮された

 

派遣登録者の経歴等のWeb登録のフローイメージ

 

派遣スタッフが登録する「通勤手当支給申請」画面